そもそもテクノブレイクとは一体?と思う人もいるかもしれませんが、所謂腹上死のオナニー版のネットスラングです。その言葉の発生についてはここでは詳細を省きます。
腹上死というとセックス中に死ぬ事というイメージもあるかもしれませんが、元々の語源的には過度の性的興奮により体に負担がかかり死ぬ事です。日本に言葉が輸入される時にこう訳されてしまい、セックス中に死ぬ事に限られるようになったようです。
そもそも射精は男の体に非常に負担をかける行為になります。オナニーを一回するごとに全力で激しい運動をしたのと同じくらいの負担が心臓にかかってしまうのです。実際オナニーで死ぬ人は全体の8%程いるのだとか。100人の男を集めればそのうちの8人はオナニーで死ぬ可能性があるということです。
健康な若い時は良いものの、体の衰えてくる30代、40代となるとメタボ・運動不足・高血圧・不整脈・飲酒・喫煙・エトセトラにより、心臓にかかる負担も大きくなります。経年劣化で心臓もガタがきはじめるのもあるかもしれません。そこに無茶なオナニーやセックスが加わるとテクノブレイク!腹上死、ということですね。
腹上死は男のロマンなんて話も聞きますが、どう考えてもあんな間抜けな状態で死にたくないと思ってしまいます。諸兄においてはどうでしょうか?
オナニースタイルを考えよう
実際の腹上死は119番してくれるパートナーがいるから良いとして、問題はオナニー死です。オナニーした状態で死んでしまって発見されるのはどうしても避けたいところ。その為にはオナニーする時のお部屋と体調のセッティングが必要です。
まず、ゆったりした空間で行うのがお約束。狭い空間や血圧の急上昇・下降が起こりそうな風呂場で行わない事です。もし同棲していたり家族がいたりして、在宅時に誰もいない空間が作れないのであれば、個室ビデオ屋に行く方が良いかもしれません。無理のない体勢でオナニーが出来る・かつオナニー終了後心臓が落ち着くまでゆっくり出来る場所で行うのがベストです。
次に過度な性的刺激は避ける事です。解放感あるオナニーが好きだとか、窒息しつつイってみたいとか、我慢に我慢を重ねて出してみたいとか、そういうのを辞めましょう。そういうのはオナニーではなくセックスでした方が良いでしょう。もしくはプロに頼むべきです。
毎日の習慣であるオナニーによりよい彩をつけたい気持ちはわかるのですが、性欲とは貪欲なもの。気付いたら天国への階段を上っているハメになるかもしれません。
また、アルコールを飲んだ状態でのオナニーもさけるべきです。アルコール摂取により元の血圧や心拍数があがっている状態のところに、さらにオナニーのダメ押し。酔っぱらっている状態の時に猛ダッシュをしてみたことがある人はわかるかもしれませんが、かなり心臓がバクバクして若いときでもかなりしんどいものがあるのです。