アナニーってどう?難しい?
アナニーという言葉自体は、男なら一度くらい耳にしたことがあるだろう。アナル(尻の穴)から指やら道具やらを入れて気持ちよくなるオナニー方法だが、いつも入れる側の立場である男からすると、いくら興味があっても体の中に何かを入れるのには抵抗や怖さもあると思う。
実際初心者がやってみると想像通りで、最初は違和感やコレで合ってるの?感が勝って気持ちよさとは程遠いことが多い。
実はあの簡単にアンアン言っているようなイメージの女も、ある程度開発されなければ膣内で感じることはできない。ましてや初めてのセックスで中でイク、なんて漫画かAVでだけの物語だ。アナルは性器ではないから、余計に気持ちよさを感じにくい。
開発していって初めてたどり着ける境地なのだ。
しかも、気軽にできる普通のオナニーとは違い、周りの環境を整えたり時間を取ったりと準備が要る。いずれ慣れるとはいっても、いつもの感覚とは全く違うものだと考えておこう。
アナニーって気持ちいい?
アナニーについてはよく「ペニスのオナニーなんかとは比べ物にならないくらい気持ちいい」なんて言われる。体験した人の意見なんてのも転がっているが、大体女が膣イキする感じと感想は似ている。
入ってくるとキターという感じで気分が盛り上がり、抜けていくときにもっと欲しいという気持ちになり、それを続けていくうちにグワーッといつもの射精感がやってきて、フィニッシュ。体の奥、全身から快感が突き抜ける、これが通常のオナニーと比べ物にならないといわれる理由だろう。
体の内側からペニスの気持ちいい部分をいじられているような、ディルドなどのアダルトグッズを使えば自分の意思とは少し違う部分を責められる変わった感覚。さて、こんなことを言われたらぜひ体験したくなるのが男というもの。難しそうだが、自分でもできるのだろうか?
アナニーをする前に知っておくこと
アナニーはペニスオナニーとは全くの別物だと述べたが、具体的にどう心して行えばいいのか書いていく。まずアナニーはそのときの「気持ち」が大きく左右する。
ペニスオナニーはぶっちゃけちょっとムラムラしていて物理的に擦ればすぐにイケることが多いが、アナニーはそうはいかない。刺激が弱いわけではないのだが、事前にある程度興奮しておかないと気持ちよくもならない。女がいきなり突っ込まれても気持ちよくないのと一緒だ。
それまでの気持ちの持っていき方、要は愛撫の部分をしっかり行っておかなければとうていイクところまでたどり着かない。それに、周りに不安に思うことがいくつかあるだけでも快感は遠ざかる。
一人暮らしでも今日宅配が来るかもとか、この後何時から予定があるとか、集中できない要素をなるべく取り払った環境を作っておかなければならない。女が「恥ずかしい、明かり消して~」というのは明るいと快感に集中できないからだ。
女性の体に例えることが多かったが、中で気持ちよくなるとはこれくらい繊細なことだと理解していてほしい。